Vol.5   パチンコ台とコンピューターのお話(その2)

前回、『基盤』と『ホールコンピューター』について説明しましたが、読者の方には「いまひとつ納得できない。」と感じている方もおられると思います。そして、その根拠としては、例えば、「遠隔操作で出玉を思いのままにして摘発されたパチンコ店があるって新聞に載ってたぞ!」…というようなものでしょう。まさに、その言葉のとおりで、パチンコ店でそのような不正行為が万一あったならば、『営業許可取り消し』(注・御存知ない方もいると思いますが、パチンコ店の営業は、警察からの許可に基づいて行われています)を含む厳しいペナルティが待っているのです。明日にも潰れそうな末期的な状態の店、経営者のモラルが著しく低い店はいざ知らず、少なくとも『普通』のパチンコ店なら、リスクを伴う不正な営業は、しないのが当然です。ごく一部の悪質店の話と一般のパチンコ店の営業を同じに考えるのは、これを機会に改めて下さい。
 あなたが行っているパチンコ店が「健全営業」を推進している店であるならば、「基盤」は誰にでも平等に大当りかどうかを抽選しており、お客様個人が「大当りを引き当てられるか?」とういう『運』に基づき、遊んだ結果が出玉として現れます。それを営業上のデータとして収集する機能を持っているのが『ホールコンピューター』です。おわかりいただけましたか?
 もう、勝敗を『コンピューター』のせいにするのはやめて下さいね。次号では、WAKOの『ホールコンピューター』で集計した実際のデーターを特別公開しますので、ぜひ参考に御覧下さい。『ホールコンピューター』ができることは何なのかが、きっとわかっていただけると思います。店長は、次号で公開するデーターをもとに、お客様により楽しく遊んでいただきながら、店の適正な利益を確保できるよう、日々努力しているのです。
(…とは言っても予測で行う調整ですから、例えば1ヶ月といった長い期間でなくては、目標達成には至りませんが…)
                                         
《次号へ続く》



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