「電圧」パチンコの好調、不調時の理由として、この言葉を耳にしますよね?では私から皆さんに質問。「パチンコ台の使用電圧は何ボルト?」続いて「家庭用電源(コンセント)の電圧は何ボルト?」この2つの問いに2問とも正解できた人、果たしてどれくらいいらっしゃるでしょうか?正解はそれぞれ24ボルトと100ボルトです。まず、この質問に正解できなかった人、あなたは既に「電圧」を語る資格、知識がありません!自分の勝ち、負けの原因を「デンアツ」と言う、自分でも良くわかっていないもののせいにしているだけです。
(落第!!)では2問とも正解の方、「電圧」について、ある程度理解されているあなたですが、まさか、「電圧の上げ下げで玉の飛び方を店側がコントロールしたり、ましては大当たりそのものまで電圧の高低で決まっている。」なんて思ってはいませんか?だとしたらそれはとんでもない誤解です。こう言うと「何を言ってるんだ。今迄順調に始動チャッカーに入っていたのにパッタリ入らなくなったり、朝一で合わせたハンドルでも時間が経つと玉の飛びが変わったりするじゃないか!」と言う人が少なからずいらっしゃることと思います。では、そのような現象は「電圧」のせいなのでしょうか?正しくは、次の通りです。まず、入賞の好、不調ということは、パチンコにもともとある「スランプ」性が原因しています。パチンコ玉が各入賞穴に入る割合は平均値として「これぐらいの釘調整ならこれぐらい」とは決まっていますが、例えば、玉を100個打って、必ず5個入る…というようには決まっていません。平均は5個でも1個の時もあれば、9個の時もあります。決して1個の時、「電圧」のせいで1個になったのではなくて、あくまで「確率上のバラつき」なのです。この点をまず理解して下さい。
《次号へ続く》
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