パチンコ博士によるワンポイントアドバイス

CRぱちんこ仮面ライダー ショッカー全滅大作戦(京楽)
パチンコ新ジャンル、ハイパー甘デジになって、
仮面ライダーが帰ってきた!!
ゲームの特徴
 約3年前に登場し、人気を得た、「CR仮面ライダー」のニューモデル。…こう言ってしまうと、単なるリメイク機のように聞こえるが、この機種は違う。メーカー京楽が確立したパチンコの新ジャンル、「ハイパー甘デジ」として、大当り確率が甘く、確変継続率が極限まで高い、今までになかったゲーム性に仕上がっている。さあ、仮面ライダーと共にショッカーを全滅させ、ドル箱の山を築こう。
仮面ライダーは、ここに注目!!
仮面ライダーは、ここに注目!!
 大当り確変は、破格の1/221.5。…でありながら何と確変割合は、これも破格の85%。確変となる85%の内訳は、7ラウンド確変の「ライダーボーナス」が59%、15ラウンド確変の「ダブルライダーボーナス」が15%。「突然確変」が11%となっている。「ハイパー甘デジ」の名の通り、大当り確率は甘め。その多くは7ラウンド確変で進行してゆくが、15ラウンド確変を多めに引き当てることができれば、意外に多くの出玉を短時間に得ることもある。一度確変に突入すると実際のデータ上、時には30連チャン以上もの猛爆を見せることもあるため、この機種を楽しみたければ、普通の機種以上に、時間に余裕を持って打つようにすることが大切だ。20連チャン以上クラスの大連チャンに発展することは、それほど多くはないが、それでも、平均連チャン回数は6.43回。単発終了はわずか15%しかないので、時間のない時に勝負に出るのは危険だ。
やはり「回る台」選びが、ショッカー全滅への近道!!
釘読みポイント指南。
 「大当り確率が甘いから、これは勝ったも同然!!」…という気が早い人、ちょっと待った。この機種も、やはりスタートによく入る台で打つのが勝利のポイント。そこで優良台のみつけ方を解説しよう。優良台のポイントはズバリ、図のア、オのコースを通る玉が多い台を選ぶことだ。もちろんスタートであるAの位置にある2本の釘、通称、生命(いのち)釘は、広いにこしたことはないが、ここだけにこだわって見ていたのでは、本当の優良台がわからない。例えA間が少しぐらい広くても、図のイ、ウ、エ、カ、キ、ク、ケの各部分から矢印方向へと逃げる玉が多いと、それほど回らないのだ。特にイとウに逃げる玉が多い台はパスした方が良いだろう。イに逃げる玉が多いと、スタートに玉が入る割合が落ちるばかりか、「GO」と書かれたスルーゲートに入る玉が減ることで、確変、時短中、電動チューリップが開きづらくなり、持ち玉を減らす原因となる。「まずはAの広さからチェック。」…と思うのは素人(しろうと)中の素人。デキる人はイやウのチェックから入っているのだ。
やはり「回る台」選びが、ショッカー全滅への近道!!
 釘読みポイント指南。
 「大当り確率が甘いから、これは勝ったも同然!!」…という気が早い人、ちょっと待った。この機種も、やはりスタートによく入る台で打つのが勝利のポイント。そこで優良台のみつけ方を解説しよう。優良台のポイントはズバリ、図のア、オのコースを通る玉が多い台を選ぶことだ。もちろんスタートであるAの位置にある2本の釘、通称、生命(いのち)釘は、広いにこしたことはないが、ここだけにこだわって見ていたのでは、本当の優良台がわからない。例えA間が少しぐらい広くても、図のイ、ウ、エ、カ、キ、ク、ケの各部分から矢印方向へと逃げる玉が多いと、それほど回らないのだ。特にイとウに逃げる玉が多い台はパスした方が良いだろう。イに逃げる玉が多いと、スタートに玉が入る割合が落ちるばかりか、「GO」と書かれたスルーゲートに入る玉が減ることで、確変、時短中、電動チューリップが開きづらくなり、持ち玉を減らす原因となる。「まずはAの広さからチェック。」…と思うのは素人(しろうと)中の素人。デキる人はイやウのチェックから入っているのだ。

玉の打ち方図
玉の打ち方
 玉の打ち方は、それほど難しいことはない。一般的なのはAやBのコース狙い。スタートへの入り具合を見ながら使い分ければ良い。Cコースより右に打つとムダ玉となるのでCより右に玉が飛んでいたら、すぐにハンドルを弱めに戻すようにした方が良いだろう。
もちろんP-フラッシュあり!!「キュイーン」と鳴る瞬間がたまらない
 前作「必殺仕事人III」から継承したハンドルの「P-フラッシュ」は、発生すれば、うれしい大当り確定。バトル中は15ラウンド大当り確定となる。「キュイーン」と鳴ったらガッツポーズをするも良し、心の中で歓喜のタップダンスを踊るも良し!?
最重要予告、「ベルト予告」の秘密
 液晶上部にある仮面ライダーのベルトのアクションには、重要な秘密がある。図柄回転時に「ピキーン!」という高い音を伴ってベルトがフラッシュする「ベルトフラッシュ予告」は、最高4回まで連続することがある。1〜2連は信頼度が低いが、3連で信頼度約40%、4連なら信頼度約50%となり、大当りの期待が高まる。リーチ後、ベルトが落下する「ベルト落下予告」と呼ばれるパターンもあり、こちらは発生すれば信頼度約40%。どちらもアツいアクションと言える。
ライダーが勝ち続ける限り、確変は終わらない!!
 確変突入で始まる「ライダーバトルモード」。仮面ライダーが勝利し続ける限り連チャンは続くが、このモード中、ライダーの勝率は74%にも上るため、一気の出玉を得るチャンスとなる。万一、ライダーが敗れても、その後の「本郷潜入モード」から「ライダー潜入モード」になれば確変は続く。この「ライダー潜入モード」(注・途中までは「本郷潜入モード」であり時短か確変か不明の状態を経由)による確変継続が11%あるため、確変は85%の割合で続く。大連チャンも夢ではない高確率ループだ。
このリーチが激アツだ!!
 とにかく、予告、リーチアクションが数多いこの機種。すべてを語れば、それだけで本が1冊できてしまうので、ここでは激アツリーチのみ紹介しよう。この機種で信頼度が高いのは、ショッカーの4大幹部との戦いが実写で展開される「決戦系」リーチ。いずれも信頼度は高めであるが、ゾル大佐、死神博士、地獄大使の信頼度がほぼ同じなのに対し、ブラック将軍のリーチは一段と高い信頼度になっているのでブラック将軍(変身後はヒルカメレオン)が出たら期待してヨシ。また、ショッカー改造リーチは2ラインになれば信頼度アップだが、3ラインになれば、大当り期待度は激高となる。なお、怪人対決系は全般に信頼度がイマイチながら、サボテグロンだけは他の怪人に比べ、信頼度が高めなので覚えておきたい。
プレミアムも、もちろんある!
 プレミアムも多彩で、全てを紹介できないが、わかりやすいところでは、「首領全回転リーチ」。ゲルショッカー全滅の名シーンの映像と共に歓喜の全回転リーチが発生!!また、歴代仮面ライダーが登場する「ライダー全回転リーチ」もあり、こちらは「首領全回転リーチ」の2倍以上出現率が低く、もし出現したら絶対写メを撮ってほしい激レア映像だ。なお、全回転は、いずれも15ラウンドの大当りが確定する。液晶画面をずっとショッカーの大群が横切り続けるか、2台のサイクロン号が横切った場合、ショートリーチで少年ライダー隊員が横切った場合もすべてプレミアム。ステップアップ予告系では首領登場や、人質女子大生の服がゼブラ柄なら確定。「ライダーチャンス」演出で4つの選択先が全て首領でもプレミアム。…まだまだ書ききれないプレミアムもたくさんある。中には、ほんの小さな変化によるプレミアムもあるので見逃し厳禁。画面に「いつもと違う!」を見つけたら、大当りはすぐそこだ。
◎リーチアクション、プレミアム等の詳細は信頼できるパチンコ雑誌、または専門の解説書を参照されることをおすすめします。
「仮面ライダー」にまつわる あれ、これ お暇なら読んでネ!「仮面ライダー」をよく知らない若者たちのための
 1971年(昭和46年)に放送スタートした「仮面ライダー」。後に超人気となり、シリーズ化され、現在に至るこの番組、話の始まりは頭脳明晰(めいせき)な大学生、本郷猛(ほんごうたけし)が、ショッカーにさらわれ、改造人間「仮面ライダー」にされてしまうところから始まる。危機一髪、脳改造を免れて脱出したことで、ショッカーのもくろみだった「悪の心を持つ改造人間・仮面ライダー」にならずに済んだ本郷は、ショッカーを全滅させることを決意!!が、危機一髪で彼をショッカーから逃した大学の恩師、緑川は、本郷を仮面ライダーに改造するよう、ショッカーに推せんした人、その人だったのである。逃げる本郷と緑川。が彼らを追うショッカーの怪人「蜘蛛(くも)男」により緑川は殺害されてしまう。殺害寸前、緑川を助けようとした本郷は、その現場を緑川の娘、ルリ子に目撃されてしまうことから誤解を受け、「殺人犯」の汚名を着せられてしまい、警察からも追われながら逃亡する。以上、暗いストーリー展開に不気味な怪人群。しかも仮面ライダーのデザインまでまっ黒という番組の人気は当初はそれほど高くなかった。が、これに転期をもたらしたのが、撮影中の事故により本郷猛役の藤岡弘(現・弘、)氏が足を骨折し、長期降板となり、代役として仮面ライダー2号の一文字隼人(いちもんじはやと)役に佐々木剛氏を迎えたこと。本郷と一転し、明るいフリーカメラマンの設定の一文字キャラクターに、夜の戦闘シーンなどで見づらさが指摘されていた黒一色の仮面ライダーのデザインを変更したり、ライダーの愛車、サイクロン号も、より少年達の心をとらえるものに変更したりすることで、徐々に番組の人気が上昇。数カ月後には「お化け番組」とテレビ業界で言われるほどの人気番組に成長。その後、本郷役の藤岡氏が復帰し、1号&2号ライダーが揃って登場すると、番組の視聴率は最高潮に達し、「仮面ライダー」は国民的人気番組となった。
数々の社会現象を生んだ「仮面ライダー」
 超人気番組「仮面ライダー」は数々の社会現象を生んだことでも知られる。キャラクター商品で、「CRぱちんこ仮面ライダー ショッカー全滅大作戦」にも登場する、「仮面ライダースナック」(カルビー)は、そのオマケとして配られた「仮面ライダーカード」を集めるのが、全国の少年達に大流行。500種以上にもなるそのカードをコンプリートすべく少年達がカードだけを欲しさにスナックを食べずに捨てることが社会問題に発展したり、サイクロン号をイメージした自転車「ドレミライダー」(ブリヂストン)も驚異的なセールスをマーク。さらにはライダーの必殺技である「ライダーキック」をマネて高い所から飛び降りた少年達が相次いで骨折…といった感じでさまざまな現象が見られたものだ。いかに「仮面ライダー」ブームがすさまじいものだったかがわかるエピソード群である。
筆者「死神博士」にたびたび遭遇!!ショッカー基地は世田谷公園付近に!?
 ショッカーの大幹部、「死神博士」を演じたのは、晩年バラエティー番組でも活躍した、故・天本英世(あまもとひでよ)氏。東大法学部中退という異色の経歴を持った俳優として知られた。私生活が奇異な人としても知られ、一時、クリーニング店に夜だけ居候し、半ばホームレスのように暮らしていた。(お金がないわけではない。)食事はすべて外食だったというが、その言葉を裏付けるように、私(筆者・牧野哲也)は都内のファミリーレストランのカウンターで一人黙々と食事をする天本氏をたびたび目撃。その都度、思わず「アッ、死神…」と声を上げそうになった。世田谷公園にほど近い、Jというファミリーレストランが氏のお気に入りのようだった。


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