パチンコ博士によるワンポイントアドバイス

KODA KUMI FEVER LIVE IN HALL(SANKYO)
テレビCMでも話題の超大物タイアップマシン登場!!
ゲームの特徴
 テレビCMの大量オンエアで、パチンコを打たない人でさえ、この機種のことは知っている…それほどの超大物マシン。倖田來未の実写映像を多数使用した渾身の液晶演出に加え、液晶上部にある「バタフライ役物」のアクション、この機種と共にデビューを飾った新枠「クリステラ」には、チャンスボタンに加え、ジョグダイヤル機能も追加され、液晶と連動することで、新たなゲーム性が加わっている。
KODA KUMIは、ここに注目!!
 「KODA KUMI FEVER LIVE IN HALL」には、「SF-T」と「MF-T」の2通りの仕様があるが、設置割合は甘口仕様の「MF-T」の方が多く出回っている。そして「MF-T」のスペックは、大当たり確率が1/304.8、確変割合は63%であり、大まかに言うと、先に登場し、人気機種となった「CRぱちんこ必殺仕事人III」(京楽)とよく似たスペックだと言えるだろう。確変大当たり63%中、突然確変が18%あるが、これも、ほぼ「CRぱちんこ必殺仕事人III」と同じ。やはり、確変継続中は、何回か突然確変を経由することが多いので、時間の少ない時に無理な勝負をすることはおすすめできない。時間に余裕がある時に、じっくりと打ち込むのがベターな楽しみ方と言えそうだ。
やはり「回る台」選びが、ショッカー全滅への近道!!
 この機種は比較的ステージ上でユラユラした玉がスタート穴へと向かう割合が低く、スタート穴に入賞する玉の多くは、液晶モニター横から流れ込んでくる玉ということになる。そのため図のウのコースに玉が流れやすいかどうかを、まずはチェックしたい。のコースに玉が逃げやすい台は、避けた方が良いだろう。も見逃し厳禁!!ここから落下する玉が多い台も同様に避けるべきだ。ウに流れた玉がから逃げずにスタート穴に向かいやすい台なら、それほどスタート穴の上に位置する、いわゆる「生命(いのち)釘」が大きく開かれなくても、かなり入賞が見込める設計になっている.補足的には、aのワープルートの入口の釘(注・ここに玉が入るとステージに玉が誘導される。)と、bのスルーチャッカー(注・確変及び時短中、ここに玉が通ることで、電動チューリップが開く。)が渋く調整されていなかどうかを見るようにすれば、優良台が判別できるはずだ。abとも、ほどほど玉が通るようであれば、とりあえず問題はない。

玉の打ち方図
玉の打ち方
 基本的に盤面の左側に玉を流せば良いように設計されているので、図のAB狙いで問題ない。Cより強く打つと、スタート穴入賞のチャンスが激減するためCより強く打ってはいけない!
バタフライ予告が勝利を呼ぶ!
 バタフライ役物の開き方は大小3パターンに分かれるが、羽根が大きく開き切る、「MAXバタフライ予告」は期待度アップのサイン。図柄がスベリを伴う連続予告中「MAXバタフライ」が発生すればアツいが、2回連続で「MAXバタフライ予告」が発生すれば激アツ。さらに、その後、液晶に蝶群が出現すれば期待度最高潮!!
「MAXバタフライ」の秘密
 ひとことで言ってしまうと「アツい」と言える「MAXバタフライ予告」だが、その信頼度は、出現ポイントや色でも異なるので覚えておきたい。まず、出現ポイントは、図柄の回転開始時と、スーパーリーチ発展時の2通りだが、スーパーリーチ発展時に出現した場合は、大当たりの期待度がかなり高い。また、バタフライの色は白、赤、レインボーの3パターンあるが、白→赤→レインンボーの順に信頼度が高くなっている.レインボー発展を祈ろう。
ステラ回転発生で、激アツリーチ発展へ!!
 液晶モニター右にある「ステラ」は、回転すれば激アツのPV(プロモーションビデオ)系のリーチに発展する。どこで回転するかはわからない。とにかく「ステラ」回転発生を願って打とう。
最重要ポイントは、連続予告の発生だ!
 この機種の大当たり発生の大半には、図柄停止時に図柄がスベるアクションから発展する連続予告(厳密には、1個の保留玉で数回転したかのように見せる、「疑似連続予告」と呼ばれる演出。)が絡んでいる.連続予告発生だけでは、信頼度がイマイチながら、この時に他の激アツ予告(図柄左右スベり、MAXバタフライ、携帯メールがサクラ柄…など)が発生した場合は、大当たりの可能性が、かなり高くなるので注目だ。連続予告が発生したら、画面から目が離せないぞ!!
多彩な予告に隠された秘密とは何だ?
 この機種は、実に多彩な予告アクションが存在するが、これにも秘密が隠されている。携帯メール予告では、メールがサクラ柄ならアツく、さらに、メールの文字が赤ければ大当たりの期待大。続いてカード予告では、やはりカードがサクラ柄であれば期待度大だ。続いて背景のモニター予告。こちらは、「激熱」の文字や「you」のPVが登場すれば信頼度が高く、「ドラムくん」「夢夢ちゃん」の登場であれば、大当たり確定のプレミアムとなる。また背景の色が変化する「背景チェンジ予告」は、昼→夕、または夕→夜の移行が起これば期待度アップ、さらに「you」リーチ背景となれば、大当たりは真近!?一方、通常のステップアップ予告は、ステップ4まで行っても通常は10%強ぐらいの信頼度といったところだが、通常と違うパターンがいくつか隠されており、例えばサクラ柄のフリスビー登場、ステップ3がとばされ、ステップ2→4など、いつもと違えば期待度アップとなる。
このリーチは見逃すな!!
 この機種の最強リーチアクションは、PVが流れるPV系リーチのひとつ「youリーチ」。トータル大当り信頼度(注・発展パターンやキャラクターの行動パターンにより、信頼度が変化。)は、約40%。特にムービーの中で写真立てを持ったら信頼度は50%オーバーとなる上、プレミアムも用意されているので超アツとなる。その他PV系では「キューティーハニー」が信頼度35%オーバー。「Selfish」と「WIND」も信頼度20%オーバーといずれも信頼度が高めになっている。
プレミアムは多種多様。コレが出たら大当り確定だ!!
 多彩なアクションが用意されているこの機種は、プレミアムも多種多様に存在する。代表的なものは、モニター予告で「大当り」表示、またはドラムくん、夢夢ちゃんのいずれか登場。カード予告で「ライブモード」(突然確変へ)、「FEVER」 表示。スーパーリーチ発展時にMAXバタフライ予告発生。リーチボイス予告が「めっちゃ最高」。「youリーチ」中に壁の額縁に「SANKYO」のロゴ、またはベッドの横にドラムくんがいた場合。ステラが通常と逆(時計回り)に回転、または赤色になって回転も大当り確定!。この他リーチ中に夢夢ちゃんが登場するパターンが各種用意されているが、この場合は大当りが確定するばかりか、何と確変確定という、うれしいアクションとなっている。…実はまだプレミアムが隠されているかも!?
とにかく多彩すぎて、紹介しきれないアクションがいっぱい!!
 以上、大まかに「KODA KUMI FEVER LIVE IN HALL」の特徴を紹介したが、とにかく演出がたくさん用意されているため、とてもそのすべてを紹介できない。さらにくわしくこの機種について知りたい方は、信頼できるパチンコ専門誌等を参照してほしい。
機種名こぼれ話
 この機種はCR(プリペイドカード使用)機だ。普通なら「CRフィーバー倖田來未…」というような名称であるはずだが、機種名は「KODA KUMI FEVER LIVE IN HALL」。…これはどういうことなのか気がかりな人もいるだろう。そこでこの機種の正式名称を調べてみた。その結果、やはりと言うべきか、許認可上の型式(かたしき)名は「CRフィーバー倖田來未」であることが判明。ただし、商品名としては「KODA KUMI FEVER LIVE IN HALL」という名称を使用しているというわけ。このネーミングに関しても、メーカーSANKYOの、この機種に賭けた並々ならぬ思いが伝わってくるというものだろう。


・WAKOグループTOP上野パチンコ博物館 ・パチンコ博士のワンポイントアドバイス ・パチンコの歴史